瓦はすごい!
元興寺と言えば、「日本最古の瓦」で有名ですが...
この瓦が1400年前の瓦です。
日本に瓦が入ってきて1400年になりますがその当時のものが今現在も屋根の上で雨風をしのいで建物を守っています。・・・
瓦はすごいでしょう!
1400年前のすごい瓦の写真です。
世界遺産に選ばれた景色の中には瓦屋根の風景が数多くあります。
この瓦が1400年前の瓦です。
日本に瓦が入ってきて1400年になりますがその当時のものが今現在も屋根の上で雨風をしのいで建物を守っています。・・・
瓦はすごいでしょう!
1400年前のすごい瓦の写真です。
延宝2年(1674)に瓦の形に革命が起こります。
近江大津の人で、三井寺の用を勤めていた西村半兵衛という人がいました。それまでの本葺き瓦は重量があり、コストがかかるうえ、生産性も上がりませんでしたが、それらを解消する平瓦と丸瓦を一つにまとめた桟瓦(さんがわら)を発明しました。
以前のものに比べ 重量も大幅に軽くなり なおかつ屋根下地との間に通気層があるのと瓦一枚一枚に隙間があるので自然と換気ができ 住宅のためにも大変良い構造となっています
また、瓦一枚一枚固定はしているものの万が一破損した場合など 一枚単位で差し替えが容易にできるなどメンテナンス性に優れています。・・・瓦はすごいでしょう!
世界遺産に選ばれた景色の中には瓦屋根の風景が数多くあります。
下の写真は倉敷美観地区の風景です。
どうでしょうか・・・瓦の美しい街並みは!
真夏の温度比較実験
金属屋根材・スレート屋根材・和型いぶし瓦屋根材・平板いぶし瓦屋根材とで
屋根材の温度および屋根裏の温度を比較した実験画像です。
夏は涼しく。冬は暖かい。天然素材の瓦はすごいでしょう!
住宅の外壁や屋根裏でおきている結露の問題
下の写真は新築6年以内の住宅外壁内部の状態です。
通気・換気ができていないと家の内部の見えないところで大変なことになっている事があります。
その点、瓦は一枚一枚に隙間があり常に通気・換気をしていますそれでいて雨は漏らないって やっぱり瓦はすごいでしょう!
適切に結露対策をしていなければ新築間もない住宅でもこのようになってしまいます(写真:国土交通省 国総研)
下の図のように瓦は屋根板との間に通気層があるため空気が流れ換気をしてくれていますこのため結露がおこりにくい構造といえます
また、この通気層があることによって断熱効果もあります。
瓦は一枚一枚に隙間があり常に通気・換気をしています。
それでいて雨は漏らないって やっぱり瓦はすごいでしょう!
※小屋裏換気と組み合わせると更に効果的です
上記のようにちゃんとした瓦を採用すると、瓦自体は何十年と長持ちをします。
ただ、上の図ではメンテナンス費0円となっていますが、10年を過ぎると点検をしてもらうことをお勧めします。
それにしても瓦はすごいでしょう!
ただ、上の図ではメンテナンス費0円となっていますが、10年を過ぎると点検をしてもらうことをお勧めします。
それにしても瓦はすごいでしょう!
しかし、近年は地震には瓦が弱い・悪いとされているようですが間違っています。
適切な施工をしていれば屋根瓦自体は全く心配はいりません。
ただし、耐震で重要なのは壁の強度です。参考までに国交省の研究機関の資料と
耐震シュミレーションソフトをご参照ください(ウォールスタット)
下の写真は耐震耐風施工(国土交通省 ガイドライン工法)で施工してあった建物(左)
以前の工法で施工してあった建物(右)です。一目瞭然です。
やっぱり 今の瓦工事はすごい。
下の写真は 熊本地震で屋根瓦が崩れ落ちた熊本城の同じ敷地内にある建物です。
施工法は耐震耐風施工(国土交通省 ガイドライン工法)で施工してあった建物です
全く被害はなかったそうです。
震度7でも大丈夫な耐震耐風ガイドライン施工
以下の動画は在来工法のものです
どうでしたか?やっぱり瓦はすごいでしょう!
瓦屋がお勧めする瓦のすごいところです。どうか参考にしていただき瓦屋根の採用をよろしくお願いいたします。